フィンテック(FinTech)とは?海外事例10選でお金の未来を読みといた

フィンテック(Fintech)とは、Finance(ファイナンス)とTechnology(テクノロジー)の造語。その範囲は広く、VISAやMasterCardなどのクレジットカードもフィンテックの1つです。

ここ数年、フィンテックとして注目を集めているのは、銀行の役割であった送金、融資などです。

こうした金融の各カテゴリーに対して、AIやAPI、ビックデータなどのテクノロジーをかけ合わせることで、新しい金融サービスが生まれてきました。

フィンテック(FinTech)の超基本と金融カテゴリー

フィンテックを理解する上で、金融カテゴリーを知っておく必要があります。

これについては、GlobisがYouTubeにあげている動画が参考になります。

30分以上あるので、時間がある人は後ほどゆっくりと見てもらうのがいいと思いますが、大切なのは金融のカテゴリーとテクノロジートレンドを理解すること。

動画の中では、6つの金融カテゴリーとテクノロジートレンドが紹介されていますが、基本としてフィンテックが使われている金融カテゴリーを理解しておきましょう。

金融カテゴリー

  1. 送金
  2. 融資
  3. 決済
  4. 預金
  5. 投資
  6. 保険

それぞれ、簡単に説明していきます。

送金|個人から個人、法人から法人へ

送金とは、お金を送ること。三菱UFJ銀行の口座からりそな銀行へお金を送れば、それは送金です。もしくは、友人の口座にお金を送ったり、ネットで購入した物の代金を振込で払ったりするのも送金です。

ここで重要な点は、中間に銀行が入っているということ。そして必ずといっていいほど、送金のたびに手数料を取られています。

フィンテックでは銀行を仲介せず、フィンテックのサービスを使い送金ができ、スマホから数秒で、しかも圧倒的に低い手数料でお金を送ることが可能です。

融資|学生ローンから住宅ローンまで

融資も、銀行が強い金融カテゴリーです。住宅を買うとき、車を買うとき、銀行に融資をお願いする人は多いでしょう。

また、学生ローンも融資のカテゴリーに入ります。日本でも大学を卒業してから、借金まみれの大学生という話を耳にすることはありますが、アメリカでは社会問題になっています。

問題の根元にあるのは、お金を借りたい人の信用の低さと高い金利です。銀行がお金を貸すとき、人によって金利を高く設定するのは当たり前のことです。しかし、この金利が学生や若者、働き盛りの社会人を苦しめる元凶でもあります。

テクノロジー化された融資サービスは、ソーシャルレンディングとも呼ばれ、学生ローンであれば、学校の卒業生がお金を貸し出すサービスが出てきています。AIを使ってスコアリングをしてから、融資するという流れも中国で出てきています。

決済|店舗決済とオンライン決済

フィンテックの中でも、決済サービスはもっとも身近なものです。

店舗決済とオンライン決済の2つに大きく分かれますが、店舗決済はクレジットカードやPaypay、LINE Pay、Suica、Pasmoなどが代表的なもの。コンビニや交通機関で、お財布からお金を出さずに決済できるサービスのことを意味します。

一方で、オンライン決済で有名なものといえば、アメリカのフィンテックサービスPaypalです。日本にいても、世界中の商品を購入する際に使える便利なサービスです。

預金|銀行と提携を進める新勢力「ネオバンク」

預金分野でのフィンテックは、日本ではまだまだ浸透していません。海外の場合、SNSやSMSで預金を貯められるサービスがあったり、銀行と提携することで預金の管理から決済までできるサービスがあったりします。これをネオバンクと呼びます。

投資|AIが投資を代行する

ゴールドマンサックスですら、トレーダーの多くは解雇され、現在はコンピューターが自動で投資を行なっています。そう、AIが投資をする時代なんです。AIがネット上の莫大な情報を拾い上げ分析。そこから今後の株価を予測し、売買を行います。

最近は個人向けのAI投資も増えてきて、ロボアドバイザーとも呼ばれています。

保険|インシュアテックと呼ばれアメリカで熱視線

アメリカで今盛り上がってきているののが、インシュアテック。フィンテックと同じように、Insuarance(保険)とTechnologyを掛け合わせた単語です。

フィンテックの一部として扱われることもあれば、全く別のカテゴリーとして扱われることも。日本よりも保険制度がややこしいアメリカで、徐々に変革がおきています。

フィンテック海外事例10選

最後に参考に、海外のフィンテックサービスをご紹介します。

インシュアテック「オスカー」

オスカーは、スマホ1つで全てが完結する保険サービス。アプリをとして医者と連絡が取れたり、保険に加入できたり、健康周りのサービスを全て詰め込んだようなサービスです。

AIを使ったインドのフィンテック「ZestMoney」

ZestMoneyは、個人の信用スコアを使った新しい後払い決済サービス。クレジットカードは発行する際に、厳しいチェックがありますが、それは年収や住宅の有無、家族の有無などが関係しています。当然といえば、当然ですが、あまりにも厳しすぎないでしょうか?

ZestMoneyは、AIを使って個人をスコアリング。人に点数をつけることで、後払いを選択できるようにしています。クレジットカードを持てない人が、オンラインで決済する場合にとても便利なサービスです。

評価額1兆円を超えて、ユニコーンになった「iZettle」

2018年にPaypalに買収されたiZettle。スウェーデンが本拠地。

創業からたった8年でユニコーン企業になりました。