2017年にソフトバンクから14億ドルの融資を受けた「PayTm」をご存知ですか?インドを代表する決済アプリケーションとして、今もっとも注目されているフィンテックの一つです。日本でいうモバイルSuicaのような感じ。サービス立ち上げのきっかけは、ファウンダーのSharmが中国で野菜売りの商人がモバイル決済で取引する光景をみたことだと言われています。




現在は、インドにはモバイルユーザーが10億人いると言われており、モバイル決済が広がるのは当然のように思えます。しかし、クレジットカードの普及率が低いことが、Cash on Delivery(代引)から Payment on Delivery(先払い)への移行を阻害していました。

そこで2014年にPayTm登場。クレジットカード、デビットカード、現金、ATM、ネットバンクなどから自由にお金を入金でき、公共料金、ネットショッピング、タクシーなど様々な支払いに利用されるようになってきています。また、個人間の送金も可能なのでSuicaよりも全然活用の幅は広いですね。

インドNO1の地位を築けたのはEコマースの土壌があったから

PayTmがインドで利用されているもう一つの理由は、Eコマースのプラットフォームも運用しているからです。日本でいうアマゾンや楽天を想像してもらえればいいです。メガネ、SIM、ゴールドなんでもここで揃います。インドのEC市場は2兆円と言われており、今後2020年にかけて10兆円に迫ると言われています。その市場を押さえているのがPayTmのECプラットフォームなんです。

また、2016年に起きたインドの高額紙幣の廃止もPayTmの普及を後押ししました。当時、現金の引き出しが制限されたこともあり、人々はモバイル決済を多様するようになりました。PayTmはこの流れにものり、一気に普及。今では、決済の30%近くがPayTmで支払われています。これは驚異的な数字です。もはやインドのインフラと言っても過言ではありません。

ただ、評判をみてみるとシステムの問題が浮き彫りになっているようです。

  • 送金したのに届かない
  • 入金の確認ができない

このような問題が頻発しているようです。ただ、すでにインフラとして機能しているため、今後も改良が進められていくでしょう。他にもモバイル決済のサービス(フィンテック)は多くありますが、インドで言えばPayTmが一つ頭出ているかなと言った感じです。




PayTm

https://paytm.com/



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