昨今、日本では個人事業主や中小企業を中心にクラウド会計ソフトの利用が増えています。
クラウド会計ソフトの利用は世界的にも広がっており、ニュージーランド発のクラウド会計ソフト「Xero」はすでに100万人のユーザー数を抱えており世界的なクラウド会計ソフトを目指しています。
今回はXeroのクラウド会計サービスについて紹介していきます。
ニュージランド発クラウド会計ソフトXeroとは?
Xeroは2006年にニュージーランドで設立されたスタートアップ企業であり、中小企業向けに特化されたネット上で行えるクラウド会計ソフトを提供しています。アメリカのForbesでは世界で最も革新的な成長を遂げた企業として2014年、2015年に掲載される企業です。
Xeroのユーザー数は世界に100万人以上利用し、ニュージーランドをはじめオーストラリア、イギリスのクラウド会計市場で事業を拡大しています。日本ではあまり認知されていませんが、日本での利用も可能です。
Xeroの3つの特徴
Xeroはただのクラウド会計ソフトではなく、スモールビジネスのサポートに特化したサービスを展開しています。ここではXeroの特徴についてまとめました。
UIデザインのこだわり
Xeroの強いこだわりはシンプルでユーザーにとって美しい会計ソフトを目指しています。
そのため、インターネット上でもアプリ上でもシンプルでわかりやすいデザインが用いられています。
請求書発行、在庫管理、固定資産管理、銀行残高照会、複数通貨、キャッシュフローダッシュボードなど経理に必要なシンプルなデザインが採用されているため、専門的な経理を介さなくても確認が簡単にできる点はとても支持されています。
経理情報を複数人で共有可能
Xeroは経理情報を複数人でアクセスすることができます。部署ごとにアクセス権限、閲覧項目を制限することによって円滑に経理情報を閲覧できるので、経理部を通して経費確認をする無駄を省くことができます。
また、月額費用が固定のため、ユーザー数が増えたことによってXeroの利用金額が増えることがありません。
モバイルアプリでビジネスを円滑化
Xeroではモバイルアプリが利用でき、外出時に必要になった見積書・請求書をモバイルで作成することができます。作成した請求書を送ることですばやく支払いを受け取ることができます。顧客は送られた請求書にコメントを送り、発注することもできるため営業活動時にも作業を行うことができます。
また、顧客の連絡先を保存することで住所を検索することや、電話番号を素早く見つけることなど中小企業が利用しやすいように作られています。
まとめ
Xeroは中小企業向けに作られたクラウド会計ソフトです。機能を見てみると、中小企業の事業をより効率的にするために作られていることが知れたでしょう。事業の効率を上げるために、Xeroを利用することで支払い以外の経理を見直してみてはどうでしょうか。